複数のアレルギーがある息子について知人に話をすると、「どうやって気付いたの?」と聞かれることがよくあります。
私自身、アレルギーとは無縁の生活を送っていたので、息子のアレルギーが分かるまでは知識もほぼない状態でした。
事前に少しでもそういう知見に触れていたら、、という思いもあり、今回はどのような経緯でアレルギーに気付き、現在に至るのかをまとめてみました。
息子がどんなアレルギーなのかは以下をご参照ください。
アレルギー特定の経緯
時期 | 主な出来事 |
生後6ヶ月〜 | 離乳食スタート。 |
生後7ヶ月頃 (離乳食期) | 卵黄を少量からスタート。 約10gまで問題なく食べられていたが、約15gを摂取した日に断続的に嘔吐。 かかりつけ医がお休みだったため、他の小児科を受診。 そこで「食物アレルギーの観点では卵黄で嘔吐の症状はない」 と説明を受け、その日は整腸剤を処方される。 ↑ここでなんとなく診断結果に納得がいかず、卵黄に疑惑を持つ |
卵黄を食べさせるのを避けていたため、卵白もほとんど進まず。。 | |
生後10ヶ月頃 | 避けていた卵黄を再度食べさせたところ少量で嘔吐。 かかりつけ医に相談したところ、アレルギー科の先生に診てもらうことに。 ↑ネットで消化管アレルギーなるものを見つけ、その疑惑が最高潮に達する |
症状を話したところ、医師から「消化管アレルギーかも」との言葉が。 その後、初めての血液検査を実施。 消化管アレルギーは食物アレルギーの検査では陰性になるとのことで、 実際、卵黄のアレルギー結果は陰性という結果に。 「卵黄摂取後の症状からも消化管アレルギーと考えられる」と診断される。 また、この血液検査で、卵白、ハウスダストとダニのアレルギーが陽性であることが判明。 (オボムコイドが偽陽性だったため、加熱した卵白はOK) | |
1歳頃 | 卵黄の経口負荷試験を実施。 卵黄を摂取した約3時間後に嘔吐を繰り返し、引き続き様子を見ることに。 |
1歳半頃 | 2度目の卵黄の負荷試験。 1回目と同様、卵黄を摂取した約3時間後に嘔吐を繰り返し、引き続き様子を見ることに。 |
2歳頃 | ある日、タラを食べて突然顔中に発疹が出る。 数日後、ブリを食べた際に唇が腫れ上がり、顔に発疹が出る。 |
2度目の血液検査を実施。 タラ、アジのアレルギーが陽性であること、 さらに、カシューナッツも陽性であることが判明。 | |
より多くの魚について検査をするため、プリックテストを実施。 魚ほぼ全般に陽性反応が出るという結果に。 | |
3度目の卵黄の経口負荷試験で改善傾向が見られる。 (3時間が経過しても嘔吐せず、その後も体調に異常なし。) 稀に卵黄の摂取量が多いと消化管アレルギーが引き起こされることがあるとのことで、 自宅で少しずつ卵黄を食べさせることに。 | |
2歳3ヶ月頃 | 3ヶ月かけて卵黄を15g(卵1/2相当量)まで食べられるようになり、卵黄クリア! ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 |
魚についてはツナ缶を2gから食べ始め、3ヶ月かけて15gまで食べられるように。 ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 ※摂取量を増やすときは病院で食べさせて様子を見ます。 | |
“カシューナッツが食べられないとピスタチオも食べられない“とネットで知り、 かかりつけ医に相談したところ、ナッツのプリックテストを実施することに。 ここで、ピスタチオ、マカダミア、ヘーゼルナッツに陽性反応を確認。 | |
卵白を食べさせていない期間が長かったため、 卵白についても少しずつ量を増やして食べさせることに。 | |
2歳8ヶ月頃 | 8ヶ月かけて卵白を40g(卵1個相当量)まで食べられるようになり、卵白(加熱のみ)クリア! ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 |
2歳11ヶ月頃 | 白身の加工品1gから食べはじめ、3ヶ月かけて10gまで食べられるように。 ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 ※摂取量を増やすときは病院で食べさせて様子を見ます。 |
3歳頃 | 加熱したマグロを1gから食べ始める。 ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 ※摂取量を増やすときは病院で食べさせて様子を見ます。 |
3歳半頃 | クルミを0.01gから食べ始める。 ※医師の指導の元、食べさせる量を決めています。 |
4歳半頃 | 加熱したマグロを20gまで、クルミは1gまで食べられるように。 |
現在 | マグロを継続して摂取中。次にどのお魚を食べるか相談、検討中。 カシューナッツを0.1gから食べ始める。 |
2歳から複数のアレルギーが突然判明し、書き出してみると上手くまとまりませんでした😅
なんとなくの時系列やアレルギーの特定に至った経緯が伝われば幸いです。
また、治療を行う際は自己判断はせず、必ず医師の指導の元で安全に行うようにしましょう。我が家も信頼できる先生に見守っていただきながら、少しずつアレルギーの改善に努めています😉